ペットは家族の一員だと考える人が増えていますが、動物は人間よりも寿命が短いので看取らなければならない時は必ず訪れます。寿命を全うしても悲しいと感じるのは当然なので、その時は思いっきり悲しみに浸ることが重要です。しかし時間がたつごとに、少しずつ気持ちの整理がつけられるようになりますから、その時はペットのお墓をたてるという方法があります。もちろん遺骨を手元供養するという方法もありますが、ある程度の気持ちの整理がついたら、人間と同じようにお墓におさめるほうが良いことがあるからです。
これから先ずっと手元供養を続けることは難しいですから、区切りがついたときにお墓に入れるようにすればいいでしょう。その際には、ペットのお墓をたてるという方法がありますし、その他にも合同墓に遺骨を納めるという方法があります。合同墓であれば、既存のところに入れてもらうということになるので、費用はそれほどかかりません。一方でお墓を一から建てるときは、土地を借りたり購入するというところから始めなければなりませんし、墓石を用意することも必要になります。
そのため合同墓よりは費用がかかることになりますが、それでもペットに強い思い入れがある場合は、それだけの価値があると言えます。遺骨を納めたら、墓参りをするのと同じように、訪れて供養の気持ちをささげるようにすると良いでしょう。生前のペットとの楽しかった時間が蘇るなど、優しい気持ちで過ごすことができます。